徳(なる)ちゃん、有難う
昨日は天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が行われましたね。
これをライブで見るのは苦しい時間帯だったので、また、nippon.comの録画ビデオで見ました。
和太鼓の演奏は、さほど珍しくは感じなかったけれど、田楽の踊りは、生粋の日本人である私にも、目新しく映りました。
特に、お花がたくさんついた大きな花笠が、とってもきれいでかわいくて。
これは現代的に新たに取り入れたものなんでしょうか。
そして、いよいよ天皇皇后両陛下のお出まし。
お供はもちろん、秋篠宮家の方々もなく、ただおふたりで石橋に姿を現されたのが、なんだかとてもすがすがしく感じました。
そして、奉祝のために作曲された楽曲を聞かれて、うれしそうなおふたり、さらには涙をぬぐう雅子皇后に、なんだか私まで心温まる思いになりました。
私と同じ年生まれの天皇陛下、というか私にとっては徳ちゃん。
雅子さんを押しの一手で、お嫁さんにした時は、ちょっと眉をひそめたくもなり・・・
雅子さまになってから、体調を崩されたのも、なんだかなぁ~、と思ったりもしましたが
こうして、即位された姿を拝見すると
うん、大丈夫かな、という気持ちです。
雅子さまも長い、長ーいトンネルを抜けられて、やっと水を得た魚のようなお気持ちかもしれないです。
そして、こうして、「国民の幸せ」をいつも願っていてくれる人がいることが、どんなに有難いことか。
自分の損得に全く関係なく、誰が首相であるかもまったく関わりなく、国民の苦難に心を痛め、国民の幸せと世界の平和を願う。
まさに、日本国民を見守る父であり母なんですね。
大統領が交代しただけで、いきなり真逆の世界になってしまうアメリカに住んでみて、初めて、こういう有難さが身に染みる気持ちです。
おふたりの姿が石橋から消えても、しばらくの間、何度も何度も続いていた万歳三唱。
最初はいつまでやるの??と思ったけど、皇居内に戻られて、観衆から見えなくなっても、遠くに聞こえる「万歳三唱」がおふたりをお見送りしている、ということなのかな、と思いました。
即位正殿の儀の時は、戦時中を思わせる万歳にすごく違和感を感じたのですが、天皇陛下万歳は「天皇の健康と長寿を祈るもの」ともありますから、そういうことであればいいかな・・・と動画を見ながら、小さく万歳したわたくしです。
あ、それから、君が代を歌われた、オペラ歌手の方、すばらしかったです。
私、オペラは苦手なんですけど、あの方の歌声はすばらしいと思いました。
今日の「祝賀御列(おんれつ)の儀」、観ますよ、ライブ動画で!
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