アメリカ大統領、弾劾
今朝、米国では、トランプ大統領の弾劾へと向かって、また一歩進みました。
以下はBBC News Japanのサイトからの転載です。
「米連邦議会下院で多数を占める野党･民主党は10日朝、ドナルド･トランプ大統領に対する弾劾条項2項目を発表した。権力乱用と議会妨害でトランプ氏を弾劾する決議案を、近く下院司法委員会で審議する。弾劾決議案が司法委を経て、下院本会議で可決された場合、与党･共和党が多数を占める上院が弾劾裁判を開く。」
現大統領の就任式をテレビで見た時、それまでのリベラルなオバマ政権から一気に独裁者の支配になった感が否めず、大統領が変わっただけで、アメリカが一瞬にして全く違う国になったようで、恐怖すら覚えた記憶があります。
大統領の「権力乱用」と「議会妨害」は、政治を知らない私の目にも明らか。
彼を擁護する共和党に、まったく開いた口が塞がりません。
そして、いまだに、現大統領を熱狂的に支援する人たちがいることも、信じられない思いで見ています。
一歩譲って、そんなに彼を好きなら、どうぞ自由に信望してください。
でも、一国の大統領としてではなく、あなたのボス、またはマフィアのドンとして。
自分のことを「歴代で最も成功している大統領のひとり、何も悪いことはしていない」と言い切るふてぶてしさ。
開いた口が塞がらない。
「嘘も3回言えば、真実になる」というヒトラーの言葉をその通り実行する男。
心臓に毛が生えているどころではなく、もう毛むくじゃらでしょう。
それにしてもBBCの日本語版は、リアルタイムでこの件を報道しているのに、朝日新聞も、午前０時までニュースを流すNHKも何も報道なし。
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