いい人やって、バカみたい
これをこのブログに書こうか、書くまいか
ちょっと迷ったけれど
今度の里帰りの最初の週に、気づかされたことがありました
私はやっぱりまだ「いい人」をやっているんだなぁ・・・って
10歳年下の妹は、スープの冷めない距離に住むひとり暮らしで寝たきりの父を、ヘルパーさんを最大限に活用して介護してくれています
無理せず、人に頼ったり、甘えたりしながら、子育てしつつ、チェロ習ったり自分の好きなこともやっている妹
介護は自分ができる時にできることだけ、というスタンスです
２年前、父の介護をめぐって、お金の問題や、感情的なことで、妹と私の間で大衝突がありました
それ以来、私は彼女から精神的にも距離を置いてきました
親しくつきあっていたお知り合いも、妹からあまりにもあてにされるのが嫌になって、数年前から距離を置くことをえらびました
今回、そのお知り合いご夫婦と一緒に父と妹を訪れた後、その方が「私は○○ちゃんのことが嫌になって、自分から離れたのに、今日こうして、にこにこうれしそうに話しかけてくる○○ちゃんを見て、とてもかわいく思えた。自分でも驚いた」とおっしゃいました
その言葉に、私も驚いて、急に妹がうらやましくなったんです
親しい人から距離を置かれるような言動をし、自分のやりたいように行動している妹が、結局、紆余曲折をへて、私同様妹に批判的なはずのその方から、自然に「かわいい」と思ってもらえている
それがすごくショックだったんです
その方が、自分の気持ちを私に率直に話すことにも、驚きました
だって、私、言えてないんだもん、すぐに自分の気持ち
何週間もたった今、やっとこうして書いています
妹のこと、父の介護のことは、たったこれだけのことでは説明できないし、妹だってもちろん苦労してるだろうし、離れている私にはわからないことがたくさんあります
よってそこは飛ばしてもらって、要は私の心をガーンと打ちのめしたのは
私はまだ無理してるんだ、いい人やってるんだ、よい子と思われたいんだ
本音のほんとの自分よりも 自分をよく見せたいと思ってるんだ
だから、変に無理せず、結果、また自然にかわいいと思ってもらえてる妹がうらやましいんだ
って、気がついたから・・・
思いっきり「よい子」になろうとして、かなり成功してきた「よい子の私」を知っている人の前では、その仮面を取るのはさらにむずかしいけど
なんかもう「私って、損だなぁー」って思っちゃったの
何やってんだろう・・・って
バカみたい
そんなバカみたいなことしてる自分を
見捨てないで
〇つけて「よしよし」してあげる練習中・・・
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