長女猫のグレイシー、旅立ってしまいました
我が家の女王さま、長女猫のグレイシーが、4月13日、月曜日の晩に、天国へ旅立ってしまいました
3月半ば頃から、ご飯を食べにこなくなって、気になっていました
どんどん元気がなくなっているように見えたので、近所の救急獣医さんへ
診断は、ステージ4の腎不全
今年18歳になる高齢猫なので、目に見える回復はむずかしく思えましたが
良くなる可能性もあるということなので、入院して点滴をしてもらうことに
ひと晩の入院で、数値が少しよくなったので、もうひと晩、病院に滞在しました
いつもだったら、診察室で起こるすべてのことが
今回、コロナのために、すべては屋外の駐車場で、行われました
私たちは、ずっと車の中で待機して、獣医さんの助手や獣医さんが、病院の建物から私たちの車まで来て、話をします
診察のために、グレイシーはキャリアーに入れられて建物の中へ
入院が決まって、もう一度車まで連れてきてもらって「いってらっしゃい。いい子でね」となでなで
2日入院して、また数値は少しよくなって、もうしばらく入院を続けるよう勧められましたが、年齢とステージを考えると、回復には程遠く、経済的にもとても支払いつづけられないので、家に連れて帰ることにしました
家に連れ帰ってみると、鎮痛剤のせいで、ヨロヨロで歩くのもおぼつかず
状態がとても悪く見えて、私のほうがあわてました
翌日には、薬が抜けたのか、少しよくなりましたが
獣医に連れて行く前と比べると、ずいぶん弱ったようにみえます
オットは、「食べてないからだよ」というけれど・・・私にはそれ以上に思える・・・
入院させないほうが、よかったんじゃないか・・・という考えが頭をよぎる
退院してから約2週間、ほぼつきっきりで看病しました
しっかり立てないので、おしっこの上に座ったり歩いたりしないよう、トイレを手伝って
フードはほとんど舐めるだけなので、ジューシーそうなのをいろんな種類を買ってきて、舐めてくれるかどうかで、一喜一憂したり
グレイシーは、もともと、2階のお風呂場のバスタブの蛇口から水を飲むのが大好きで
これを亡くなる数日前まで、せがみました
ある朝なんて、2階の寝室で目覚めると、1階のリビングでオットと寝てるはずのグレイシーが、目の前に座ってる!
あんなにヨロヨロなのに、ひとりで階段上って、私が目覚めて、お風呂場の蛇口を開けてくれるのを、待っていたんです・・・
大好きなバスタブの蛇口から水を飲みたい!というグレイシーの気持ちと
その一心で、一段一段、ひとりで階段を上ってきた彼女の強い意志が、いじらしくて
涙が出そうになりました
もうひとつ、彼女が大好きだったのが、庭(外)に出ることです
お天気の良い夏は、ほとんど毎日、庭に出てローズマリーの茂みに座り込んだり、草を食べたり
我が家の裏庭は、「グレイシーの裏庭」です
だから、亡くなる前の日まで、庭に出たがって、出るとゆっくり歩いては座り込み
また、歩きだしては座る・・・を繰り返しました
いつものんびりマイペースで、手がかからず、フレンドリーで落ち着いてて
食べ物の匂いがすると真っ先にやってきた、グレイシー
抱っこはあまり好きじゃなかったけれど、撫でるとすぐにゴロゴロと盛大にのどを鳴らしてくれました
子猫の時は、ちょっと貧弱に見えたけど、ゴージャスな美猫に成長した、グレイシー
グレイシーが旅立って、家にも庭にも、ぼっかりと大きな穴が空いたようです
I miss you so much、グレイシー
先に逝ったマキシマスとふたりで、仲良く待っててね、マミーのことを
Mommy loves you, so much!
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