独立記念日の前夜祭
明日、7月4日は、アメリカの独立記念日
いつもなら、家族や友達が集まってバーベキューパーティをやったり
花火大会があったり、国民こぞって、にぎやかに祝うんですが
今年は、新型コロナを全然抑え込めていませんからねぇ、アメリカ
家で家族とこじんまりと過ごすように、とのコメントがあちこちから聞こえてきます
そんななか、今夜、7,500人もの群衆を一か所に集めて、盛大に花火を上げ、独立記念日の前夜祭を祝う人たちがいます
会場は、サウスダコタ州にあるマウント・ラシュモア国立公園(Mount Rushmore N.P.)
7,500人もの観衆を集めたいのは、もちろん、大統領で、もちろん彼も出席します
しかも・・・
ソーシャルディスタンシングなし
マスクは無料で配るけど、つけるかどうかはその人に任せるそうで
主催者であるサウスダコタ州知事は「私はマスクは着けない」と公言
さらに、この周囲は、乾燥した松林に囲まれていて、花火による山火事の危険が高いので、過去10年ほど、それが理由で花火大会は開催されていません
今年も雨が少なく、この一帯は乾燥していて
専門家は、花火大会の開催に反対しています
プラス、このモニュメントが彫られている岩山は、アメリカンインディアンの聖地だそうです
偽りの約束で、奪い取ったも同然のアメリカンインディアンの聖地に
白人優位国家の大統領たちの顔を彫り
人種差別問題で国内が大揺れに揺れている、今この時期に
この場所で、盛大に花火を上げて、独立記念日の前夜を祝う
コロナ
山火事
人種問題
これらすべてを無視して、大勢の人を集めて、花火を打ち上げて、大騒ぎをしながら
独立記念日を祝うアメリカ
国の歴史が短いということは、その国も幼稚、ということか
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