今日の庭、それから、ショッキングな話
朝は曇りで肌寒いくらいなのに、午後になるとお日さまが出て暑くなる
昨日も今日もそんな感じ
玄関脇で、きれいに咲きました
このバラも、ほのかな香りがとてもよくて
切って、パソコンの横に飾って、時々香りを楽しんでます
これがほんとのアロマセラピー
裏庭でも、いろいろ咲き始めています
今日、SNSでとても怖いポストを読みました
投稿したのは、ポートランドが所在する郡の裁判所を通訳の仕事のために訪れた、アメリカ国籍を持つ若いコスタリカ人男性
彼の肌の色は、黒人と白人の中間のような感じです
何が起こったか、かいつまんで書くと・・・
先週の金曜日の朝、ポートランドのダウンタウンにある裁判所に通訳の仕事で行ったら、ドアに「今日は裁判所はクローズ」という張り紙があった
そんな話は聞いていないので、携帯で確認の電話をかけ始めたら
突然背後で「電話を切れ」という声が
自分がそんなことを言われるはずもないので、気にせずそのまま電話をかけようとしたら、再度、今度はより強い口調で
「電話を切れと言っただろう!すぐ切れ!」
振り向くと、武装したふたりの男がいて、また
「今すぐ、電話を切れ!」
何が起こっているのかわからず、携帯をポケットにいれようとしたら、今度は
「手を見えるところに出せ!」といいながら、その手を銃に近づけた
どっきりカメラみたいな悪ふざけをされているのかと思って
「携帯をしまうのか、手を上げるのか、どっちにしたらいいんだい?」
と返事をしたら
「生意気言うんじゃない!」
その後、名前は?住所は?
それに答えた後、男性は相手に誰なのか、これはいったいどういうことなのか、尋ねた
返事は「質問はなし、こっちが質問するから、おまえはそれに答えろ。わかったか?」
そして「どこからきた?(Where are you from?)」
「ポートランドに住んでますよ」
その間に、武装した人物がもうふたりが加わった
これで、武装した人物は合計4名
投稿した男性が言うには、Where are you from?という質問をする背景は、ふたとおりだけ
ひとつは、シンプルに本人のことを知りたいから、尋ねる=パーティーで知り合った時とか
もうひとつは、「アメリカ以外の国から来た」と言わせたいため=差別的なニュアンスのある尋ねかた
あらたに加わったふたりのうちのひとりが、再度
「どこから来たんだ?」
「ポートランドです」
「ちがう、ちがう、どこから来たか聞いてるんだ!」
彼は、またも「ポートランドですよ」
「住所はxxxx」と返事した
この間、数分、で、4人の武装した男たちはじりじりと彼との距離を詰めてくる
「身分証明書(ID)を見せろ」
私が驚いたことに、この男性は普段から財布を持ち歩かないんだという
現金やクレジットカードを持ってると無駄遣いするし
仕事用のIDカードがあるから、それで十分事足りる
だから、財布は車の中に置いているんだそう
男性「IDは車の中で、車はすぐそこに停めてあります」
武装人物「IDは持ってないってことだな?」
男性「車の中にあります、すぐそこですよ」
この間にまた、援軍がふたり来て、これで武装した人物は合計6名に
身分証明書のない不法移民の疑いで、このまま連行されるのかと男性が思った矢先に
その週の前半に、一緒に仕事をした地方検事代理( deputy district attorney=DDA)が出勤してきて、男性が武装した6名に取り囲まれているのに気づき
「どうしました?何かあったんですか?」と声を掛けた
武装した人物のひとりが「あなたには関係ない、首を突っ込むな」
それに対して、地方検事代理は「ちょっと待った。私は、DDAだ。いったい何の騒ぎです?」
これを聞いた途端に、6人の顔色が変わり、「どうする?」というかのようにお互いに目配せをしあう
結局は、車の中にあった男性の身分証明書を確認し、写真を撮って、男性に返却した後、彼らは全員引き上げた
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こ、怖い ・・・
すぐには信じられなかったので、投稿した男性のSNSのページをのぞいてみたら、ちゃんと存在する人らしく
ということは、肌の色がちょっと浅黒いだけで、つまり白人じゃないというだけで、こんなことが起こるなら、日本人で黄色人種の私に同じことが起こらないとは言いきれない訳で・・・
ポートランドのダウンタウンが、実際どんなことになっているのか、自分の目で見たいと思っていたけれど、これを読んだら、出掛けて行く勇気はでそうもない
この先、どうなるんだろう、ポートランド
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