オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

ギンズバーグ最高裁判事の遺言

18日の金曜日、最高裁判事で、Notorious RBGと呼ばれたルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が、87歳で亡くなりました

 

アメリカの最高裁の判事は終身制で、自分から退任するか死去しないかぎり、交代はありません

ギンズバーグ判事は、1999年の大腸がんに始まって、肺がん、骨折などの健康問題を乗り越えてきましたが、最後は膵臓がんの合併症で亡くなりました

 

きれいな襟飾りをつけた法服姿のギンズバーグ判事は、いつも厳しい表情

でも、若い頃は、こんなに美しかったんです

 

年を重ねてからも、毅然とした美しさはもちろんです

 

怖そうなおばあちゃんだなぁ、と思っていましたが

なんと、プライベートではとても静かで内気な性格だったそうです

体も小さいし、声もソフト

でも、判事としては、リベラルで確固とした信念を持ち続けていました

弁護士時代は、性差別撤廃の訴訟を数多く勝訴に導きました

 

同じく弁護士だったご主人は誰よりも彼女の理解者で、ずーっとおしどり夫婦だったそうです

彼女はお料理がてんでダメで、旦那さんがお料理担当、しかもすごくお料理上手だったらしい

いーなぁ、こういうの

 

亡くなる前に孫娘に託した彼女の最後の願いは

「次の大統領が就任するまでは、私の後任を決めないように」

でした

 

今の雲行きでは、この遺言が聞き届けられるのかどうか・・・

危ういです

 

 

 

 

 

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