ギンズバーグ最高裁判事の遺言
18日の金曜日、最高裁判事で、Notorious RBGと呼ばれたルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が、87歳で亡くなりました
アメリカの最高裁の判事は終身制で、自分から退任するか死去しないかぎり、交代はありません
ギンズバーグ判事は、1999年の大腸がんに始まって、肺がん、骨折などの健康問題を乗り越えてきましたが、最後は膵臓がんの合併症で亡くなりました
きれいな襟飾りをつけた法服姿のギンズバーグ判事は、いつも厳しい表情
でも、若い頃は、こんなに美しかったんです
年を重ねてからも、毅然とした美しさはもちろんです
怖そうなおばあちゃんだなぁ、と思っていましたが
なんと、プライベートではとても静かで内気な性格だったそうです
体も小さいし、声もソフト
でも、判事としては、リベラルで確固とした信念を持ち続けていました
弁護士時代は、性差別撤廃の訴訟を数多く勝訴に導きました
同じく弁護士だったご主人は誰よりも彼女の理解者で、ずーっとおしどり夫婦だったそうです
彼女はお料理がてんでダメで、旦那さんがお料理担当、しかもすごくお料理上手だったらしい
いーなぁ、こういうの
亡くなる前に孫娘に託した彼女の最後の願いは
「次の大統領が就任するまでは、私の後任を決めないように」
でした
今の雲行きでは、この遺言が聞き届けられるのかどうか・・・
危ういです
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