オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

正念場

大統領選から明けて2日め

郵送で届く投票用紙がまだありますから、すべての集計はまだ終わっていません

州によっては金曜日まで、もしくは来週まで(?)集計が終わらないところもあるそうです

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11月5日午前7時(太平洋標準時刻)時点の集計結果

この数字を見るとバイデンが優勢に思えますが、残りの州の結果次第

まだまだ油断できないです

 

日本でも報道されてますが、45は集計の妨害をしたり、自分に不利な集計結果が出ている州を相手に訴訟を起こしたり、いつものように支離滅裂です

 

もちろん、45をホワイトハウスから叩き出すことが、今、最も重要なことですが

愕然とするのは

 

国民や世界に平気でウソをつき

安全を求めてアメリカへ逃げてきた家族から、乳児を含む幼い子供たちを引き離し

コロナ対策に失敗し、気が遠くなるほどの、避けられたはずの死者を出し

コロナ禍の今まさに必要とされている健康保険制度を、人々から取り上げようとし

アメリカ市民のものである公有地を商業目的に切り売りしようとし

社会不安を招く発言を繰り返し、衝突が起これば、火に油を注ぐような言動を繰り返す

 

そんな現職大統領を、また選ぼうとする国民が半数近くいる、という事実です

 

存命中の歴代の大統領全員が、45に対する反対の意を文書で、動画ではっきり表明したのに

共和党員の内部からも、45を批判する党員が大勢立ち上がり、リンカーンプロジェクトという反対派を結成したり、著名な共和党員が公に反対表明をしたのに

その他にも、信頼されている医療機関の医師たちや、いろいろな分野で信頼できる実績を上げてきた人々が、45と現政権への反対表明をしてきたのに

私利私欲に走り、独裁的にふるまう45が、アメリカを危機に陥れている、と警告してきたのに

 

それにもかかわらず、この接戦です

 

支持者それぞれに事情があり、思いがあり、45の言動がその思いを代弁しているんでしょう

ヒトラーが台頭した時もそうでした

実際は、騙されていることに気づけない

そして、熱狂していた国民が頭を冷やして、ハタと気づいた時は、もう遅かったんです

 

日本はもちろん、世界だって思ってもみなかった

アメリカの民主主義が、崩壊するかもしれない

この国は、今、にわかには信じがたい正念場にいます

 

 

 

 

 

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