わかってきた驚きの事実
今朝の気温は、45F(7℃) 雨模様
昨日、夕方からのニュース番組で、6日の議事堂占拠についての、驚きの事実が報道されました
MSNBCのニュース番組を通して、私が知った順番(時系列)です
1.ペンタゴン(米国防省)が、議事堂への援軍派遣要請を、1時間以上、放置した
議事堂に暴徒が乱入したため、別の場所に避難していたメリーランド州の議員
自分の携帯から、メリーランド州知事に警察や州兵の派遣を要請しました(注:ワシントンDCは特別区で、他の州と違い、自前の州兵はいません)
すでに派遣の準備はできていたので、州知事は即座に快諾
が、州境を超えて兵を派遣するには、ペンタゴンの許可が必要
なのに、電話しても電話しても、許可が出ない
待つこと1時間半
州知事の私用の携帯が鳴り、誰かわからなかったが出たら、陸軍からで(ペンタゴンではない)「援軍を出してもらえるか?」結局、これが事実上のGoサインとなり、ようやく兵を派遣できた
道理で、いつまでたっても援軍がこないわけだ
この州知事は、共和党員ですが会見で質問されて「大統領は、即刻排除されるべき」と断言していました
2.FBI(連邦捜査局)は、6日の抗議デモが大規模になることを予想して、事前に、議事堂警察に、援軍、議事堂周囲のバリケードの方法、暴徒制圧のトレーニング、について、それぞれ、協力できると申し出たそうですが、いちいち断られた、と
45は、あわよくばクーデターを起こそうとしていた
と言っても、決して過言ではありません
あと13日間・・・長すぎる
そして、この暴徒化したデモが、もし黒人によって起こされたなら
結果は、まったく違っていたはずです
群衆は、国会議事堂の階段を上るか上らないかのうちに、徹底的にこん棒で叩きのめされ、ガス弾やゴム弾が容赦なく発射され、騎馬警官が群衆を押しのけたはずです
だって、平和的な抗議デモに対して、45がとった警備体制はこれだったんですから
徹底的な白人優位社会、これが 今のアメリカ だってこと
嫌というほど、思い知らされました