あれからもう10年(注:津波の動画があります)
今朝の気温は、45F(7℃)といっても、もう10時過ぎ、晴れです
今日は、日本では3月11日
あの東日本大震災からもう10年
朝から、当時を振り返る動画を見ていました
私が震災のことを知ったのは、こちらの10日夜11時過ぎでした
もう布団に入って、寝ようとしていたところに、携帯の電話が鳴りました
見ると、ハワイに実家があるアメリカ人の友達の名前で「こんな遅くに何?」と思って出たら
のっけから「〇〇!東京に津波が来てるよっ!」と叫ぶように言うので、ええっ、といきなり心臓がバクバクして、大急ぎで階段を駆け下りて、リビングのテレビをつけるやいなや(多分CNN)いきなり目に飛び込んできたのが、海岸線から田畑にものすごい勢いで流れ込み、家やビニールハウスを押し流す津波のライブ映像でした
ほんとうに今、この瞬間に起こっていることとは思えず、まるでパニック映画を見ているような思い
自衛隊機の空からの映像で、白波をたてながら、海岸線に押し寄せる、何波もの大きな津波に、目が釘付けになりました
友達の耳には、聞き慣れない東北(Tohoku)が東京(Tokyo)に聞こえたんだと思います
彼女が地震のことを知ったのは、ハワイにも津波警報が出たからでしょう
その晩は、朝までずっとテレビのニュースに釘付けでした
東京に住む私の父や妹家族、お友達とは、わりとすぐに連絡がとれ、皆無事で安心しました
今朝、当時のテレビ映像や中継を見ていて、未曾有の大災害なのに(になるのに)アナウンサーの声に緊迫感が足りないような気がしたり、大津波が到達している(しようとしている)のに地震発生の分析をしている専門家に「そんなの後でいいから、今、どう避難したらいいか言えばいいのに」と思ったり
そしたら、岩手朝日テレビの山田アナウンサーの動画を見つけて「そうよ!こうじゃなくっちゃ!」と膝を打ちたくなりました
デスクを叩いて怒鳴ったすぐその後、中継に入った途端に、冷静に情報を伝え始めた、山田アナウンサーの落ち着いた、的確な話し方も素晴らしいと思いました
「初めて人の怒鳴り声を恰好いいと思った」というコメントに、同感です
震災で亡くなられた方々、いまだに行方の分からない方たちのご冥福を心からお祈りいたします
合掌
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