病院が患者を訴える国、アメリカ
今朝の気温は、54F(12℃)曇りで、のち小雨かも
さっき、ネットでCNNのニュースを見たら
アメリカ南東部で病院を経営している大手の病院チェーンが、支払が滞っている患者を相手取って、一万9千件もの訴訟を起こしているという内容の記事がありました
どうやらこの病院チェーンは、もともと患者相手に訴訟を起こすことで知られているらしいので、他の病院系列は、これほどひどくはないようです
去年の3月から数えて一万9千件ということなので、パンデミックで仕事がなくなり、支払ができなかった人も多いんでしょう
アメリカでは、かかる病院によってこんなことにもなるのか、と暗澹とした気分になりました
幸い、私が住んでいる西海岸にはこの病院はないので、よかったです
日本でお勤めしていた頃、手術・入院したことがありましたが
入院費用は自分で支払い、入っていた生命保険から給付金が出たので、快気祝いもそれで賄いました
ほとんど懐が痛んだ記憶がないです
日本でも高額医療費となると、かなりの金額になると新聞で読みました
でも、よほどの重症か難病でないかぎり、医療費で破産・・・は、ないですよね?
フランスは、医療費は全額無料、って聞きました
アメリカの医療費は、ほんとうに高いです
こないだ、婦人科系のスキャンテストをしたら、日本円で8万円以上請求が来ました
つい最近の大腸内視鏡検査も10万以上かかるはずなんですが、頭金5万円を施術前に支払った後、不思議なことにまだ残りの請求書が来ません
アメリカで大病をしたら、病気の心配はもとより、病院からどれだけの請求が来るかがさらに心配で、もっと具合が悪くなりそうな気がします
日本のように公的な医療がしっかりしている国でも、それはそれでまた別の問題がある、とは聞いています
でも、医療保険のほとんどが営利目的の企業の手にあるアメリカでは、病気のことを考えると、お金の心配で胃がキュッと緊張します
これって、ほんと体に良くないと思うわ
どうにもならないことを考えても仕方がないので、普段は、あまり考えないようにしてます
でも、フランスみたいに医療費が無料だったり、日本のように接骨院へ行っても一回の支払いは300円くらい、だったら、すごくほっとして、緊張していた身体も緩むだろうなぁ・・・
元気なうちに健康保険料を納めておいて、高齢になったらその恩恵を受ける、って自然な流れのように思います
ずーっと病院にかかる必要がなく払った分を取り戻せなくても、それは健康でいられたわけだから、それはそれでありがたいことですもんね
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