言うのは簡単
ちょっと前までは、毎日書いてたブログが、メンタル低空飛行になってから
書けなくなった
鬱になると、回りの世界から色が消えてしまったような感じになる
天気が良くても気分はあがらないし、悪ければ当たり前に下がる
それでも、公園で野ウサギやシマリスを見かければ、心のバイブレーションがちょっぴり上がる
庭の花がきれいに咲いたり、ラベンダーにたくさんの蜂やチョウが飛び交ってるのがうれしくて、じーっと見つめる
でも、鬱はやっかいだ
FBで、時々友達が、鬱に苦しむ家族や友達を思って、こんなポストをする時がある
「辛い時はいつでも電話して、玄関のドアもいつだって開いてるし、飲み物も用意してあるから」
こういうポストを見るたびに、嘘っぽいと思ってしまう
言うのは簡単
でも、「いつでも」って、ほんと?
来るか来ないかわからない「鬱の友達」のために、いつでも電話に出られて、いつ行っても暖かく迎えてくれて、一緒にお酒かなんか飲みながら話せる、なんて現実的?
あり得ないでしょ
去年の今頃も、私はかなり鬱で、落ち込んでいた
鬱になるとやっかいだ
人恋しいんだけれど、人に会いたくない
そんな時、FBのメッセンジャーで調子が悪いと訴える私に、友達は「明日、電話するわ」と言った
私は、朝からずーっと彼女からの電話を待った
でも、結局、かかってこなかった
他の用があったからだ
私は、ものすごくがっかりした、待ちぼうけを食わされた気がした
彼女にとってはそれほど大事なことではなかったらしく
それほど悪いコトをした、という感じもなかった
これを契機に、私は彼女から距離を置くことにした
今回が初めてじゃなく、これまでにも少なくとも2度、3度、彼女の言動で私の気持ちが動揺したり、不安になったりしたことがあったから
彼女には悪気はないので、いっそうやっかいだ
彼女がありのまま振るまうと、私の心が傷つく
なら、私が距離を置いて、自分を守るしかない
命の電話とか、自殺防止ホットラインとか
もちろんそれで救われる人も大勢いるだろう
でも、根っこの苦しみは、その人の心の奥深くに巣食ってる
だから、昨日まで笑顔で友達から愛されていた人が、突然命を絶って、周囲を驚かせ、悲しませる