オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

江戸しぐさ

あるカウンセラーさんのブログを読んでいて

 

江戸時代には、町内でお互いに暮らしやすくするための暗黙のルールがあって

しぐさ」と呼ばれていた、ということを初めて知りました

 

そのなかで、子どもの育て方について

 

三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、理(ことわり)十五で、末決まる

 

というのがあって

 

三つ心(みっつこころ)

三歳までに子供の性格は決まるので、十分愛情を注いで、人に思いやりのある子に育てよ

六つ躾(むっつしつけ)

6歳までには、挨拶の仕方や箸の持ち方に始まるひと通りの躾を身につけさせよ

九つ言葉(ここのつことば)

9歳までには、どんな人にも礼を失しない言葉遣いができるように

十二文(じゅうにふみ)

12歳までには、挨拶状やお礼状、おわび状などの文章を、季節の言葉を添えて書けるようになりなさい 12歳ともなれば、当時は小さな大人でした

十五理(じゅうごことわり)

昔は15歳で元服 もう一人前の大人です この年齢に達するまでに、世の中の常識やルールや常識を身につける

 

特にすばらしいと感銘を受けたのは、もちろん、最初の 三つ心 です

江戸時代のひとは、子どもの成長にとって何が一番大切か、ちゃんとわかっていたんですねぇ・・・

 

3歳までは「心を育てる時期」

何はともあれ

子どもの要求を聞いてやり

気持ちを受け止めてあげて

「安心させてあげる」ことが第一

 

とカウンセラーさんもブログでおっしゃっていました

 

私が小さい時に欠けていたのは、まさにこれでした・・・

 

 

そして、さらに仰天したのは

 

江戸時代末期から明治の初頭に、日本を訪れた外国人は

こんなに子どもが幸せそうな国はない

と口々に言っていたそうです

 

今とまったく違いませんか?

どこ行っちゃったんでしょう、子どもが幸せそうな日本は・・・?