オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

子どもが喜ぶことを喜ぶ

うちには子どもはいないから、子育ての経験はないし、回りにもほとんど子どもはいません

友達の子どもや、親戚のティーンエイジャーの女の子の様子を見聞きして

どきどき思うことがあります

 

例えば、何度かベビーシッターをした3歳児(今は3歳と4か月)

この子は、私から見てもとても賢い子で

母である友達も、ずいぶん前から読み書きとか数字とか教えているらしく

今度、自分で名前を書いたハロウィーンのカードを、私たちにも送ってくれるそうです

お料理のお手伝いをしている写真も、ずいぶん前から何度かFBで見ました

へぇー、もうそんなことまでできるんだー!

と私なんかは驚いてしまうんですが

 

回りがあんまり「この子は賢い」「なんでもできる」「頭がいい」といいところを褒めて、持ち上げてばかりだと

まだ小さな子なのに、そんなに大人の期待ばっかりかけちゃって、大丈夫かいな

親や周囲の期待に応えようと、まだ小さいのに頑張りすぎちゃうんじゃーないか

なんて、ちょっと憂えてしまうのは

子育てしたことのない私の杞憂かな

 

もうひとり同じように感じるのは、こちらはもうじき18歳くらいになる女の子

ハワイの名門私立高校に通っているだけでもすごいんだけど、習い事や課外活動がまたすごい

習っているのは、フラダンス、タップダンス、たしかバイオリンも

で、課外活動ではランニング、生徒会か何かのメンバーで

習い事や課外活動の様子をお母さんがFBに載せるから、そういうことがわかるんだけど

私から見ると・・・「いつそんなにたくさんのことやる暇があるんだろう?」

「毎日習い事?」「疲れないのかな」「いつ休んでるの?」

親の望む通りやってるだけで、そのうちバーンアウトしちゃうんでは・・・?

なんて、余計な心配をしてしまう

 

私が子どもの頃なんて、せいぜいピアノ習うか部活やるか、くらい

塾も行ってなかったし

 

優秀な子は、そんな心配しなくてもいいのかな

 

 

 

お勤めするようになってから、あるいは結婚してからかな

実家のマンション内を歩いてたら、小学校4,5年くらいの男の子たちの会話の中で「おれが暇なのは、〇曜日と△曜日だけだからな」って言葉が聞こえてきて、ギョッとした記憶がある

「私より忙しいじゃん、この小学生」と思った・・・

 

子どもの時から、そんなに忙しくいろんなこと詰め込んで

大人になった途端に、息切れしてしまうんじゃないか

なんて思うのは、私だけなのかな

 

 

そんなこと思っていたら、今朝、ユーチューブでこんな動画を見つけて

なんだかほっとして、涙出てきちゃった

youtu.be

 

こっちは別の男の子

youtu.be

 

「賢い」とか「すごい」とか、将来役に立つことを教えるとか、そういうことじゃなくて

ただ、子どもが喜ぶことを一緒にしてあげる親って、いいなぁ

 

電車に手を振る子どもに警笛で答えてくれる乗務員さんたちも、ステキです

 

そういえば、ここでも、ごみの回収の日、回収車にくっついて、一緒に歩いている小さな男の子とお母さん、こないだいたなぁ・・・

ゴミ回収車が、カッコイイんだろうなー、あのコにとって

そんな息子と一緒に歩いてあげるお母さん、すてきだわ