子どもが喜ぶことを喜ぶ
うちには子どもはいないから、子育ての経験はないし、回りにもほとんど子どもはいません
友達の子どもや、親戚のティーンエイジャーの女の子の様子を見聞きして
どきどき思うことがあります
例えば、何度かベビーシッターをした3歳児(今は3歳と4か月)
この子は、私から見てもとても賢い子で
母である友達も、ずいぶん前から読み書きとか数字とか教えているらしく
今度、自分で名前を書いたハロウィーンのカードを、私たちにも送ってくれるそうです
お料理のお手伝いをしている写真も、ずいぶん前から何度かFBで見ました
へぇー、もうそんなことまでできるんだー!
と私なんかは驚いてしまうんですが
回りがあんまり「この子は賢い」「なんでもできる」「頭がいい」といいところを褒めて、持ち上げてばかりだと
まだ小さな子なのに、そんなに大人の期待ばっかりかけちゃって、大丈夫かいな
親や周囲の期待に応えようと、まだ小さいのに頑張りすぎちゃうんじゃーないか
なんて、ちょっと憂えてしまうのは
子育てしたことのない私の杞憂かな
もうひとり同じように感じるのは、こちらはもうじき18歳くらいになる女の子
ハワイの名門私立高校に通っているだけでもすごいんだけど、習い事や課外活動がまたすごい
習っているのは、フラダンス、タップダンス、たしかバイオリンも
で、課外活動ではランニング、生徒会か何かのメンバーで
習い事や課外活動の様子をお母さんがFBに載せるから、そういうことがわかるんだけど
私から見ると・・・「いつそんなにたくさんのことやる暇があるんだろう?」
「毎日習い事?」「疲れないのかな」「いつ休んでるの?」
親の望む通りやってるだけで、そのうちバーンアウトしちゃうんでは・・・?
なんて、余計な心配をしてしまう
私が子どもの頃なんて、せいぜいピアノ習うか部活やるか、くらい
塾も行ってなかったし
優秀な子は、そんな心配しなくてもいいのかな
お勤めするようになってから、あるいは結婚してからかな
実家のマンション内を歩いてたら、小学校4,5年くらいの男の子たちの会話の中で「おれが暇なのは、〇曜日と△曜日だけだからな」って言葉が聞こえてきて、ギョッとした記憶がある
「私より忙しいじゃん、この小学生」と思った・・・
子どもの時から、そんなに忙しくいろんなこと詰め込んで
大人になった途端に、息切れしてしまうんじゃないか
なんて思うのは、私だけなのかな
そんなこと思っていたら、今朝、ユーチューブでこんな動画を見つけて
なんだかほっとして、涙出てきちゃった
こっちは別の男の子
「賢い」とか「すごい」とか、将来役に立つことを教えるとか、そういうことじゃなくて
ただ、子どもが喜ぶことを一緒にしてあげる親って、いいなぁ
電車に手を振る子どもに警笛で答えてくれる乗務員さんたちも、ステキです
そういえば、ここでも、ごみの回収の日、回収車にくっついて、一緒に歩いている小さな男の子とお母さん、こないだいたなぁ・・・
ゴミ回収車が、カッコイイんだろうなー、あのコにとって
そんな息子と一緒に歩いてあげるお母さん、すてきだわ