9.11 の災害救助犬たち(追記しました)
9.11のことをブログに書くのも、今日で3日目になりますが
多分、これが締めになるかな
Search and Rescue Dog 災害救助犬の仕事は、災害の起こった場所から生存者を見つけ出すこと
でも、ワールドトレードセンターが崩壊した現場では、ほとんどの救助犬は生存者を見つけることができませんでした
生存者を見つけられず、捜索する意欲を失いそうな救助犬のために、がれきの中に「偽の生存者」が隠れて、犬たちに見つけさせたそうです
そうよね、毎日毎日、がれきの中を探し回って、何もみつからないんじゃ、やる気も失せるよね
最初に出動したのは救助犬で、その後遺体捜索犬が加わり、セラピードッグももちろんずっといたそうです
こういう写真を見ると、泣けてくる・・・
出動した犬たちは、全部で300頭以上
最後の生き残りだったBretagne(ブリトニー)も、2016年に旅立ちました
すべての犬たちの、献身的な働きに、心から、どうもありがとう
そして、ご苦労さまでした
ー追記ー
爆発物探知犬のシリウスは、タワーが崩壊した時、現場にいて亡くなりました
シリウスのパートナーだったオフィサー、ディビッド・リムは5時間後にがれきの下から救助されます
シリウスの亡骸が見つかった時、動いていた全ての機械や重機は止められ、静かになった現場で、全員が整列、敬礼し、星条旗に覆われたシリウスの亡骸が、オフィサーリムに抱き抱えられ、運び出されるのを見守りました
しばらくたって、星条旗とシリウスの遺灰、そしてシリウスが水を飲むのに使っていたボウルが、オフィサーリムのもとに届きます
そのボウルは、タワーが崩壊した数か月後に、がれきの中から見つかったものでした
合掌