お金も愛
亡くなった父は(と書きながら、やっぱり実感がわかないんですが)生前、うるさいほどに相続について、メールしてきていました
亡くなってみて、初めて、父にとって、お金が愛情表現の大きな部分だったんだな、と気がつきました
私は、思春期の頃からずっと、父の言動で嫌な思いをしてきて、ある時期から、父とは物理的にも精神的にも、一定の距離を置くことにしました
そうしないと、こっちがおかしくなりそうでしたから
場合に応じて、経済的な援助を申し出てくれたこともありましたが、過去の経験からその申し出が「ひもつき」になりそうで、それが嫌で、たいていはお礼だけいって、断ってきました
「飛行機代半分だしてやるから、年に一度帰ってこないか」は、ありがたくお受けしましたけど・・・
「半分」というところが「ミソ」で、これが全額だと、父が帰国中の私のスケジュールをコントロールしかねません・・・こういう「ヒモ」です
晩年は、もうそういうコントロールはできなかったけどね
相続についても、これまでもずっと頭の隅っこで、時々考えていたんですが
父が亡くなってみて
父からの最後の贈り物と思って、父が決めてくれた通りに、ありがたく受け取ることにしました
そして、思ったのが
私自身には、遺すといえるほどのものはないんですが、そのわずかばかりのお金でも
「行ってもらいたい先」というのは、やっぱりあって
その行き先を決めるのは、日頃からの愛情や感謝の気持ちよね、やっぱり
冷たくされた人には、びた一文あげたくないわ!
と冷たい私は、思います!
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