オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

お金も愛

亡くなった父は(と書きながら、やっぱり実感がわかないんですが)生前、うるさいほどに相続について、メールしてきていました

 

亡くなってみて、初めて、父にとって、お金が愛情表現の大きな部分だったんだな、と気がつきました

 

私は、思春期の頃からずっと、父の言動で嫌な思いをしてきて、ある時期から、父とは物理的にも精神的にも、一定の距離を置くことにしました

そうしないと、こっちがおかしくなりそうでしたから

 

場合に応じて、経済的な援助を申し出てくれたこともありましたが、過去の経験からその申し出が「ひもつき」になりそうで、それが嫌で、たいていはお礼だけいって、断ってきました

「飛行機代半分だしてやるから、年に一度帰ってこないか」は、ありがたくお受けしましたけど・・・

「半分」というところが「ミソ」で、これが全額だと、父が帰国中の私のスケジュールをコントロールしかねません・・・こういう「ヒモ」です

晩年は、もうそういうコントロールはできなかったけどね

 

相続についても、これまでもずっと頭の隅っこで、時々考えていたんですが

父が亡くなってみて

父からの最後の贈り物と思って、父が決めてくれた通りに、ありがたく受け取ることにしました

 

そして、思ったのが

私自身には、遺すといえるほどのものはないんですが、そのわずかばかりのお金でも

「行ってもらいたい先」というのは、やっぱりあって

その行き先を決めるのは、日頃からの愛情や感謝の気持ちよね、やっぱり

 

冷たくされた人には、びた一文あげたくないわ!

 

と冷たい私は、思います!

 

 

 

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