オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

『ラモーナ、八歳になる』

図書館から借りて読んだ児童書

f:id:oregontabby:20210802063619j:plain
子供って、毎日こんな風に物事をとらえたり、考えたりしてるんだ・・・

と感じ入りました

 

喜んだり

怒ったり

心配したり

悲しんだり

こだわったり

 

主人公の女の子、ラモーナは、感受性が強くて、でも、自己肯定感もしっかり持ってる

 

気にしてこだわっている気持ちがあっても、すぐには母親には言えなくて、でもやっぱりこだわってるから、父親と話している時、つい口に出てしまう

いろんなエピソードを通して、そうか、こんなふうにして、いろんな葛藤を乗り越えていくんだなぁ、子供って

と思わされました

 

この作者*が書いた本は、読者である子供たちによる投票で、いくつも賞を受けてる

子供たちが本を読みながら「うん、そうそう」って共感できるのね、きっと

*作者のベバリイ・クリアリーは、私が今住んでいるところから少し南にあるMcMinvilleの出身です

 

私が育った家庭とはぜんぜん違うなぁ、と思いながら読みました

 

親の失業やら、共稼ぎで忙しかったり、いろいろあるけど、それでも両親の情緒が安定していて、仲がいいことが、子供にとって一番安心できることなんだなぁ

と改めて思わされました

 

他のシリーズも借りたけど、読む時間がなくて読まないまま返却しちゃったんだけど

もう一度借りて読もうと思います

 

もしや、と思ってググってみたら、日本語訳にもなっていました

f:id:oregontabby:20210802064811j:plain

日本語本のレビューに

「おとなが読むと小さい頃の気持ちが思い出されて切なくなれます」とありました

私には、ラモーナが感じたような「小さい頃の気持ち」の思い出がなくて、ちょっと寂しくなりました

f:id:oregontabby:20210802103427j:plain

昨日の夕焼け