ミシェルオバマだって落ち込む
数日前に、前ファーストレディのミシェルオバマが、ポッドキャストで「軽い気持ちの落ち込みを経験している」と語って、話題になりました
原因は、コロナによるステイホームではなく、人種差別問題や、現政権が引き起こす様々な問題について、考えざるを得ないこと
指導者不在によりコロナの拡大が止まらないこと
指導者たる人物が、コロナ収束とは真逆の行動をとり続ける現状
コロナ対策に関わる感染症専門家への中傷
コロナで誰もが保険が必要な時に、オバマケアを無効にするよう連邦最高裁に要請
45による学校再開への理不尽なプレッシャー
人種差別問題、抗議活動に対する武装勢力による抑圧
プーチンのあやつり人形のごとき言動
軍の最高指揮官にもかかわらず、自国の兵士を守ろうという姿勢がない
内部告発をした軍人をホワイトハウスの職から解雇したうえ、度重なる嫌がらせや中傷を続け、早期退職に追い込む
などなど、ニュースキャスターをして「追いつけない」と言わしめるほどの混沌ぶり
こんな、次から次へと日々繰り広げられる理不尽なドラマを見続ければ、ミシェル夫人でも、気持ちが落ち込むのか・・・と思うと、少しほっとしました
私も、ずーっとそんな気持ちですから
「今、アメリカが同時に複数の困難に直面しているにもかかわらず、自分たちはその影響を受けるべきではない、という考えは現実的とは思えない」
「自分の感情を否定せず、心の声を聴き、何かできることがないか考えて」
「家族や友達に声を掛け合い、お互い助け合って」
彼女からのメッセージです
ニューヨークのクオモ州知事が、毎日コロナの記者会見をしていた頃を思い出します
具体的な政策で、州全体をコロナ収束に導きつつ、「ステイホームは飽き飽き」「マスクなんか嫌だ」という市民の気持ちにも寄り添って、厳しくかつ愛情を持って子供を導く父親のように振るまっていました
彼の会見を見るたびに、なんだかほっとしました
一方、45は全英オープンを自分が所有する大したことないゴルフコースへ誘致するよう指示したり
さらには、今日のニュースでは、歴代の大統領の顔がならぶマウント・ラシュモアに、自分の顔も彫りたい、と冗談でなく、州知事に持ち掛けた・・・と・・・
(去年のことですが)
どこまでアホなのか・・・
そして、今日は「再選されたら、ソーシャルセキュリティ(社会保障制度)を廃止する」んだと
誰が投票するんですかね、そんな人に
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