オレゴンから、Hi♪

アメリカ西海岸のオレゴン州から、還暦過ぎのあれこれをつぶやきます

置いてきぼり

自分が育った家庭環境のことを振り返ると、我ながら「はぁー、なんでまた、こんなに嫌なことばかり重なったんだろう」とため息がでます

自分でも「ほんとにこれ全部、起こったことなのかな?」「自分の思い違いとか記憶ちがいじゃなくて?」とか、疑いたくなることもあります

だって、これでもかってほど、なんだもん・・・💦

(父のことは、まだ書いてませんし)

 

なので、人によっては「自分のことをかわいそうと思って欲しいから、大袈裟に作り話してるんじゃないの」とか、逆に「いやいや、世の中にはもっと気の毒な環境で育ったひともいるんだから、甘えるんじゃないわよ」と批判する人もいるかもしれないし

 

それが怖くて、人に言えなかった・・・ってところ、あります

プラス、外から見た「普通にしてる自分」とのギャップが大きすぎて、そういう「暗い自分」を見せると、驚かれたり、引かれたりしそうで、それも怖いし

これは、もっぱら大人になってからですが

 

例えると、満水(抑え込んでいた感情)になったダムから、少し放流しようとバルブを開けたら、とたんに回りに亀裂が入って、ダム崩壊・・・ってことになりそうで

崩壊しちゃったら、どうすればいいかわからないから、バルブ開けたくても、怖くて開けられない

で、今、このブログに書いてる、ってことは、そのバルブを小さく開けた、ってことで

回りにヒビが入るのかどうか・・・まだわかりません

 

昨日、森林公園を歩いていて、ふと思ったんですが・・・

あー、これって、小さい頃の、悲しくて、拗ねて、強がって、ソッポ向いた私が、「ねぇ、私まだここにいるんだよ!忘れないでよ!探しに来てよ!迎えに来てよー!」って、私の注意を引こうとしてるんだ・・・と

子どもだった私の気持ちをわかろうとしてくれない大人たちに背を向けて、拗ねてうつむいてしゃがみ込んでるけど、横目でそっと、誰かがこっちに来てくれないか待ってる

「こっち来ないでっ!」は、ほんとは「早く助けに来てよー!」の意味

 

だから、これまでも、本読んだり、セミナーに行ったり、カウンセリング受けたり、いろいろやってきて、やっと心の落ち着きと平和を取り戻せた気がして、楽しく過ごせるようになってくると、またぞろ「心の闇」に引っ張り込まれてしまうのは、その闇のなかで今も助けを待ってる小さい私が、今の私を呼んでるから、なんだ

 

自分が楽しく過ごせるようになると、心の中で今も助けを待ってる小さな自分がいることをすっかり忘れてしまう

結果、この子を暗闇の中に、置いてきぼりにしちゃってる

 

このことは、カウンセラーさんに言われたことがあるし、本でも読んで、理解していたつもりだったけど、今回、初めて「実感した」気がする

 

でもねぇ、この子、すごいのよ、拗ね具合が・・・

「辛かったねぇ」「悲しかったねぇ」「長いこと、置いてきぼりにしちゃってごめんね」って、声を掛けても、「今頃何よ!あっち行けっー!」ってわめきそうなんだもん

 

私は子育ての経験がありません

さらに、私は気が短いので、あんまり拗ね続けられたら

「そう、ならもう知らない!」って言っちゃいそう(あー、冷たい・・・)

どうしたらいいんだろう・・・