離婚についての習慣
少し前のブログで、江戸しぐさのこと、その子育てのこと、を書いたんですが
江戸時代の江戸の町って、リサイクルのシステムもしっかり構築された、驚くほどサステイナブル(持続可能)な社会だったんですね
これは、ネットで江戸しぐさのことを知る前に、たまたまこっちの図書館で借りた、江戸時代の暮らしぶりについての日本語の文庫本で読みました
思えば、ずいぶん前に、福山雅治が坂本龍馬役で主演した大河ドラマを見てて、「あれ?」と思うことがありました
龍馬を可愛がっていた姉が、確かお嫁にいったはずなのに、龍馬や家族と一緒に実家で夕餉の膳についている場面
なんでも、嫁ぎ先でうまくゆかなくて、こうして時々実家へ帰ってきていたらしく
確か、その後、離縁して実家に戻ってきたはず・・・
一緒に夕飯を食べながら、兄だかお母さんだかが、「まったく、こんなにしょっちゅう家に帰ってくるなんて」と文句を言いつつも、それ以上とがめだてするふうもなく・・・
当たり前のように、皆でお膳を前になごやかに食事する風景
それが、私にはちょっと意外でした
そんなんで、いいんかいな・・・と思って
でもねぇ、本来なら、そんなんでいいんじゃないかなぁ・・・と思えて
だってね、暮らしてみないとわからないことはいっぱいあるし
ほんとに合いそうもないなら、無理してその先もずっと一緒にいるより
相性の良い人とやり直すほうが、いいと思う
こっちのアメリカンインディアンの本を読んだとき、結婚して一年は「試し婚」で、そこで合わないとわかれば、女性はいつでも堂々と実家へ帰ってよい習慣だったそうです
(部族によると思います)
納得だなぁ・・・と思いました