政治オンチが、アメリカで憤る！
日本にいたころはもちろん、アメリカに住み始めてからも、私は政治には全く興味はありませんでした。
そんな私でも、先週から始まった大統領弾劾の公聴会は、ずっと見てきました。
私の英語力では、一語一句なんかとても理解できないけど、それでも何が正しくて、何が間違っているかは、明らかにわかります。
明らかに間違っている状況をなんとかねじふせて正当化しようとする共和党には、開いた口が塞がりません。
私利私欲まみれの大統領はもちろん悪いけど、それをまかり通らせる共和党はもっと悪い、と思う。
それとは、まったく対照的なのが、公聴会で証言に立った政府の高官たち。
そのうち数名は、子供の頃、ソ連（当時）やナチスの迫害を逃れるため家族とアメリカに移住、または研究プログラムに参加するためにアメリカに移住、その後、市民権を獲得したアメリカ市民です。
生命の危機にさらされた家族が安全に住める場所を、またはさらなる研究を続ける機会を提供するために、アメリカという国は建国以来、国のドアを開けて移民を迎え入れてきたわけです。
その元移民だった市民たちが、汚職にまみれた現政権を正すため、立ち上がっている。
移民を排除する政策を推し進め、誤った方向へ突き進んでゆく現政権に支配されたアメリカという国家を、元移民たちが救おうとしているのです。
移民としてアメリカに住み始め、家族と共に安全に暮らせることを感謝し、それを可能にしたアメリカという国を愛するこの人たちは、公僕として国のために働くことを選びました。
そんな彼らの職務に対する強い使命感、国に対する深い忠誠心と愛、アメリカ市民であることへの誇り
それをテレビで目の当たりにして、深い感銘を受けました。
涙が出ました。
とても大袈裟な言い方ですが・・・私の魂がゆさぶられる思いがしました。
政治オンチなので、自分の理解が正しいかどうかわかりませんが、私はアメリカの軍事行動のすべてが正義かどうかはあやしいと思っています。
よって、皆がよく言うThan you for your service! は、どうしても言えないんです。
うそになるから。
でも、軍に入ることを決めて、命令のままに任務に就き、職務のために命を捧げる人々への敬意は持っています。
退役後、ホームレスになったり、PTSDで苦しんでいるのに手当されないことは、あってはいけないことだと思います。
ましてや、退役後、移民だからと国外追放されるなんて、言語道断です。
こういう考えられないこと、ひどいことがアメリカにはもう数えきれないほどあります。銃による事件も日常茶飯事だし、ハッキリ言って日本へ帰りたい、と思う時もたびたびです。
社会がおかしいし、怖いもん。
でも、今回のような人たちを見ると、目に見えないところで誠心誠意を尽くして、日々働く人たちがいること、アメリカを愛し、私利私欲ではなく、国民のさらには世界の平和と幸せを願って、日々心を砕く数えきれない目立たない市井の人々がいることに、深く心を打たれました。
漆黒の闇に輝く星々のように、こういう人々は存在するんですね。
嫌なことは日々起こるけど、こういう人々の存在を知ることができ、こんな歴史的な瞬間に立ち会えていることは、幸運だと感じています。
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怒りが湧いてきたぞーっ！！！
レジの仕事を始めて、この間の日曜日でまる一週間。
その間休みは、飛び休で２日。週３日勤務のはずが、最初の週から週５日勤務、金曜日を除いて一日７時間レジに立ち、ほぼ休みなく働き続けました。
結果、表現は大袈裟ですが、実感としてはすでに満身創痍と言わざるを得ない状態。
仕事を始めて３日目、火曜日の朝、左の太もも裏にヒリヒリする痛みを感じて嫌な予感。
帯状疱疹でした。
ずいぶん前に２，３回なったことがあったけれど、ここ数年は発症していなかったのに。
エッセンシャルオイルやクリームを塗って、ひどくならないよう願う。
翌日は休みで、午前中ゆっくりした後、ずいぶん前から予約してあった美容院へ。
木曜日は、仕事の後、出張でこちらへ来ていた昔の同僚と晩御飯。ビールのパイントと日本酒（小さな瓶）、和食で積もる話をしました。
翌朝・・・ 帯状疱疹が急に悪化していました・・・。
アルコールがいけなかったんですね、きっと。それまではあまりひどくなかったので、うっかりしていました。
痛みとかゆみがひどいので、すぐにかかりつけの女医さんにメールで連絡。週末だから診てもらえないのはわかっていましたが、どうしたらいいか尋ねたかったんです。
有難いことに、土曜日に返事が来て、サプリメントの指示とココナッツオイルをテーブルスプーン１～２杯、ボーンブロスをカップ１～２杯、水分とビタミンCを多めに取るようアドバイスをもらえました。
薬局で買う薬も処方してくれていたのですが、それがはっきりわからずに、薬を飲み始めたのは、昨日の月曜日から。
土曜日は、仕事は休みでしたが、午後から先月亡くなった元同僚のメモリアルサービス。午前中は、彼のご両親、元奥さん、今の奥さん、それから彼女の息子さん（CPRをした彼）宛てに、お悔みのカードを書いて、支度を済ませたら、あっという間に出かける時間に。
翌日の朝、日曜日、仕事に行く前にネットをチェックしようとパソコンをつかんだら、右肩に鋭い痛みが走りました。
その後も、ほんのちょっとした動きで、肩に痛みが。何も持ってなくて、ただ手を挙げたり、ドアのノブを降ろしたりするだけで、痛みが来ます。
なんかもう、嫌になって、仕事休もうかと思ったけど、とにかく出勤。
休憩室でリードキャッシャーの女の子に会ったので、肩の痛みと帯状疱疹のことを話したら、右肩をあまり使わなくてすむ側のレジに配置してくれました。
昨日、今日は初めての連休です。
昨日は一日パジャマでベッドとリビングで過ごしました。
今日も多分そうすると思います。
なんかぜんぜん力がでない。エネルギーゼロ。
それもこれも・・・マネージャーが最初の週を、5日勤務にしたからだ！！！
電話面接で合意した通り、週3日にしてくれていたら、こんなことにはならなかったはず！！
そう思うと、怒りがむくむくと湧いてくる！
彼女にも言い分はあると思います。
勤務スケジュールは、水曜日から始まって翌週の火曜日までがワンサイクル。
私は日曜日からスタートして、日、月、火と働いたので、サイクルとしては最初の週は3日しか働いていないことに。
で、次のサイクルの、水曜から土曜までの間に2日勤務、日曜も働いて、月曜と火曜が休み。
でも、このスケジュール、日曜日から始めて土曜で終わるサイクルで見ると、最初の週は、週5日勤務。
プラス、今日火曜の休みは、もともとは働く予定だったのを、私から頼んで休みにしてもらったんです。だからもともとは週4日勤務！
こう考えると、働き出してすぐに体調がものすごく悪くなったこともあって、スケジュールを組んだマネジャーに対する怒りがふつふつと湧いてきました！
去年働いた時もしばらくして体調を崩して辞めたこと知っているのに
感謝祭とクリスマス前の一週間以外は週3日って、言ってたのに
あんたがこんなきついスケジュール組むから、私の体はいきなりボロボロじゃないか！
もう一日休みが欲しいと言わなかったら、2週目も週4日勤務じゃないの！
限界ぎりぎりまで働かせても大丈夫か、試してるわけ？！
と、考えれば考えるほど、怒りがおさまらなくなってくる！
自分ひとりでぐるぐる怒り狂っても、ろくなことはないので、次の機会にマネージャーアシスタントマネージャーに話しますけど。
お小遣いを稼ごうと仕事を始めて、結果、体を壊して病院へかかることになって、高い医療費払うんじゃ、なんのために働いているのか。
ダライラマがおっしゃる通りです・・・何やってんだか私・・・
明日、女医さんに診てもらいます。
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Win-Winな関係
この秋・冬、初めてCSA（Community Supported Agriculture)の会員になって、１０月末から８週間、毎週火曜日に野菜をピックアップしに行っています。
今週で３回目。
うちは半分の量なので、受け取るのはこんなかんじです。
ケースから出してみると・・・
こんなにいろいろ入っていました！
先週は５種類だったから、今週はずいぶん多いです。
初回、のんきに構えてガレージに置きっぱなしにしてたら、ブロッコリーが黄色くなっちゃって、あともひとつ何かを腐らせてしまいました。
作っている人の顔知ってるから、申し訳ない・・・
今回から、ジャガイモ以外はちゃんと冷蔵庫にしまいました。
で、今晩は、ケール、じゃがいも（初回のも足して）、玉ねぎ（前回の配給）、にんにく（前回の配給）に、買ってきたソーセージミート（お肉にいろいろスパイスを混ぜたもの）をプラスして、スープにしました。
フィンガリングポテトは、切ったらこんな色。
ほんとはスープより、ローストするのに向いているはず。
そのほうが、色も楽しめるでしょうね。
出来上がったスープは、素材が新鮮だから、いつもより美味しく感じました。
お店で買うより安くて新鮮、作る人と買う人双方にとってWin-Winなシステムで、すっかり気に入りました。
来週、どんな野菜が来るのか楽しみ。
でも、その前に今週の野菜をどう食べるか考えなくちゃ・・・
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パートの落とし穴
今週の日曜から、以前も何度か働いたことのあるオーガニックスーパーで、レジの仕事を始めました。
感謝祭前からクリスマス、大晦日までの短期のパートです。
里帰りの飛行機代や春先のバケーション費用の足しにしようと思って。
でも、始めてたった2日で、もうすでにちょっと後悔。
まずは、やっぱり体がきつい。
８時間の立ち仕事で、お昼の休憩は３０分、その前後に１５分の休憩があるけれど、それ以外は、立ちっぱなし、手を動かしっぱなし。
平日でもお客が途切れない！
働いている時は、忙しいから忘れてるけど、仕事が終わるととたんに腰が痛い。
車に乗り込もうとすると腰に鋭い痛みがあって、「痛、痛っ、痛－いっ！」と声が出るほど・・・ まずいでしょう、これは。
大きなキャベツや巨大メロンや、牛乳の１ガロンとか缶詰を右から左（または左から右）へ動かしつつ、野菜や果物の商品番号をタイプする。
これを一日８時間弱、繰り返し繰り返しやっていると、腕と手首にもきます。
なので、週に３日、感謝祭の前とクリスマスの前だけフルタイム、という話だったのに、すでに最初の週は５日、翌週は４日もはいってる。
時間が短い日もあるけど、週３日以上。
それから怒涛の感謝祭前に突入するわけで・・・ 無理だよー。
よって、昨日、アシスタントマネージャーに「忙しくなる前にもう一日休みをくれ！」と訴えました。
聞き届けられるかどうかわからないけど、だめもと。
最初の話と違うし！
あと、もうひとつ嫌なのが、私が仕事で家を空けるととたんに家が散らかり放題になること。
うちのオットは、片付けられない人です。というか、ホーダー。
彼の部屋は、汚部屋なので、常にドアは閉じてあるし、見ると気持ちが落ちるので、最低限しか足を踏み入れないようにしています。
床にものが散らばり重なってるので、歩くのも危険。
変なもの踏んで転んだり、怪我する可能性もあるし。
自分の部屋がそれだから、リビングやキッチンが少々散らかっても、全然かまわない訳です、オットは。
でも私は嫌なんですっ！
自分が散らかすのはいいけど、同居人が散らかすのは嫌！！！
で、仕事でくたびれてると、気持ちに余裕がなくなるから、むかーっとするのがいつもに増して早い。
こういう身体的なストレスと心理的なストレス・・・
仕事を持つとこれに直面することを、喉元過ぎれば熱さを忘れる、の私は、すっかり忘れていました。
ホリデーシーズンは、ホリデーだけのきれいなモノや素敵なもの、可愛いアイテムがたくさん並ぶし、賑やかだし、気持ち的にはうきうきするので大好きです。
あと、すごく忙しい時をみんなで助け合って乗り切る、そういうふうにテンション上がるのも好き。
だけどねー、身体はちょっと違うみたいで、ソッポ向いてるなぁ・・・
でも、今回は落ちる予定はないので、この夏からのモットー「まずは自分の身体と気持ちを優先」を自分に言い聞かせて、まずは感謝祭を乗り切るぞー。
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徳（なる）ちゃん、有難う
昨日は天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が行われましたね。
これをライブで見るのは苦しい時間帯だったので、また、nippon.comの録画ビデオで見ました。
和太鼓の演奏は、さほど珍しくは感じなかったけれど、田楽の踊りは、生粋の日本人である私にも、目新しく映りました。
特に、お花がたくさんついた大きな花笠が、とってもきれいでかわいくて。
これは現代的に新たに取り入れたものなんでしょうか。
そして、いよいよ天皇皇后両陛下のお出まし。
お供はもちろん、秋篠宮家の方々もなく、ただおふたりで石橋に姿を現されたのが、なんだかとてもすがすがしく感じました。
そして、奉祝のために作曲された楽曲を聞かれて、うれしそうなおふたり、さらには涙をぬぐう雅子皇后に、なんだか私まで心温まる思いになりました。
私と同じ年生まれの天皇陛下、というか私にとっては徳ちゃん。
雅子さんを押しの一手で、お嫁さんにした時は、ちょっと眉をひそめたくもなり・・・
雅子さまになってから、体調を崩されたのも、なんだかなぁ～、と思ったりもしましたが
こうして、即位された姿を拝見すると
うん、大丈夫かな、という気持ちです。
雅子さまも長い、長ーいトンネルを抜けられて、やっと水を得た魚のようなお気持ちかもしれないです。
そして、こうして、「国民の幸せ」をいつも願っていてくれる人がいることが、どんなに有難いことか。
自分の損得に全く関係なく、誰が首相であるかもまったく関わりなく、国民の苦難に心を痛め、国民の幸せと世界の平和を願う。
まさに、日本国民を見守る父であり母なんですね。
大統領が交代しただけで、いきなり真逆の世界になってしまうアメリカに住んでみて、初めて、こういう有難さが身に染みる気持ちです。
おふたりの姿が石橋から消えても、しばらくの間、何度も何度も続いていた万歳三唱。
最初はいつまでやるの？？と思ったけど、皇居内に戻られて、観衆から見えなくなっても、遠くに聞こえる「万歳三唱」がおふたりをお見送りしている、ということなのかな、と思いました。
即位正殿の儀の時は、戦時中を思わせる万歳にすごく違和感を感じたのですが、天皇陛下万歳は「天皇の健康と長寿を祈るもの」ともありますから、そういうことであればいいかな・・・と動画を見ながら、小さく万歳したわたくしです。
あ、それから、君が代を歌われた、オペラ歌手の方、すばらしかったです。
私、オペラは苦手なんですけど、あの方の歌声はすばらしいと思いました。
今日の「祝賀御列（おんれつ）の儀」、観ますよ、ライブ動画で！
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がんばってます、小さな裏庭
いつもなら、とっくに雨が降り始め、濡れ落ち葉がべっとりと道路脇に重なっているはずの11月なのに、今年は様子が違います。
落ち葉が濡れてない！
道路脇にこんもり積もって、風が強い日は、なんと道路をクルクル舞っている！
この時期にこんな光景を見た記憶は、２０年近く住んでるけど、あんまりない・・・
というか、見たことあったかなぁ・・・
それもそのはず、ここ２週間くらい雨が降ってないです。しかもお天気がいい！
暑からず寒からず、風もなく、お日様がぽかぽか、というこれ以上望めないほどの秋の好天が続いています。
よって、庭の草花たちも、少しだけど、がんばってまだ咲いています。
こりゃいかん、水じゃ、水じゃ、ということで、急遽、じょうろで季節外れの水やり。
野菜も最後の力を振り絞っております。
小さな裏庭の小さな紅葉と春を待つつぼみ。
来週からは、いよいよ雨が降り始め、冬至になるまで、毎日どんどん暗い時間が長くなるパシフィックノースウェスト。
この時期は、毎年、気持ちが落ち気味になるのですが、今年はキャンドルやライト、アロマデフューザーをたくさん使って、温かく灯る光やよい香りを楽しもうと思います。
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日々是好日
今日は、かかりつけのお医者さんの日。
その後、ハロウィーンの夜一緒に大騒ぎした友人ともうひとり別の友達と一緒に、おばちゃん世代３人でコーヒーショップでおしゃべりしました。
ランチのすぐ後だったので、ふたりに手伝ってもらって、なんとか食べ終えたパイ、コクがあって実が詰まってて、美味しかったです。
今日加わった彼女はイギリスはロンドンの出身で、実は、彼女のイギリス英語が私にはどうしても聞き取りにくくて、申し訳ないけれど、いつも半分くらいしか理解できない・・・
ダウントンアビーの英語はなんとか大体わかるから、彼女のアクセントが私の耳にとって聞き取りにくいんだろうか・・・
彼女はアートやクラフトの才能があって、こんな作品を作って、販売しています。
私もずいぶん前ですが、彼女に教わって、シンプルなのを作りました。
馬のなめし革で、持ち手の枝は、雑木林で拾ってきたもの。
中には、弾ける前のポップコーンが入っています。
これでジャラジャラ音が出ます。
赤ちゃんのガラガラ、みたいな感じですが、振り方次第で、思うより遥かにいろんなバリエーションの音を生み出せます。
自分のことや、家族のこと、ちょっと政治がらみのことなど、いろいろしゃべってたら、あっという間に２時間くらい経ってました。
友達と別れた後は、先週更新したパスポートを受け取りに。
今年は、いつもより紅葉（黄葉）と緑の葉が入り混じって、しかも雨がほとんど降らないので、歩くと落ち葉がカサカサと音を立てます。
いつもなら、雨のせいで濡れ落ち葉なんですけど。
家に帰りつく頃には、淡いながらもきれいな夕焼け空に。
明日は、買ってきてそのままになっている植物を、雨が降り始める前に、庭に植え替えなくちゃ。
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