愛用のスリッパ
立秋を過ぎてから、途端に朝晩ずいぶん涼しくなって、秋の気配すら感じます
地球温暖化なのに、こういうところは変わらないのかな・・・
さて、先日、長年愛用してきたゴムぞーりが、ついに寿命となりました
ハワイに住んでる人なら、皆知ってる(はず)"Locals" ブランドのビーチサンダル(ゴムぞーり)です
ハワイの人たちは、これを スリッパ * と呼びます
*アメリカ本土では「スリッパ」は通じません 「フリップ・フロップ (Flilp-flop)」といいます
で、ハワイのロコ(住人)たちは、普段履くのとは別に、お出かけ用のスリッパを持っているという笑い話もありますが、これはまんざら嘘ではないでしょう
私のスリッパ、穴が開く前から、もう寿命が近いことはわかっていたので、今月ハワイへ帰省する小鹿3号のママに「お願い、買ってきて!」と頼んであります(忘れないといいけど・・・)
ところが、このブログを書きながら思いついてググってみたら、ネットで買えることも判明!
Locals Hawaiian Slippahs – Locals USA
これからはネットで買います💦
追記:日本のサイトもありました!
このローカルズのスリッパ、履いたことある人ならわかると思うけど、何とも言えずいい履き心地なんです
サーフブランドのRoxyとか他のお洒落なスリッパとは、何かが違うんです
他にはない、アロハな(?)履き心地なんです
で、驚いたことに、ビーサンは日本で生まれたそうです
日本で生まれた「ビーチサンダル」~ハワイで爆発的人気を得たゴム草履の秘話 (hicbc.com)
でも、言われてみれば、不思議はない・・・
そしてハワイのロコたちは、寒い時、靴下履いたその足で、このスリッパを履いたりします(うちのオットも私もやります)
そ、足袋よ、タビ・・・!
働き方(休み方)の違い
我が家のオット殿、8月1日(月)から2泊3日のアッシュランドへの旅と同じ週末に行くはずだったキャンプのためにお休みを取りました
(オットの仕事は一日の勤務時間が長く、その代わりに、働くのは、毎週木曜日から土曜日、と隔週の水曜日 つまり3日間と4日間の休日がかわりばんこにやってきます)
なので、7月31日から昨日の8月10日まで、ずーっとお休みでした
なのに、今日、木曜日もまた休んでいます(オイオイ・・・)
理由?
昨夜遅くまでテレビを見ていて、翌朝起きるのが辛いから
えーっ、そんな理由で急に休むの?ってか、休めるの?
と思いませんか、日本の感覚だと?
休めるんですねぇ、ここ、アメリカでは・・・というか彼の職場(大手半導体メーカー)では・・・
彼の名誉のために言うと、うちのオットは、真面目に働く人です
話聞いてると、職場に来てても、できるだけ働かず、さぽっている人がけっこういる模様・・・(昼休みが長いとか、わかってても必要な作業をやらないとか)
彼の仕事は、流れ作業の一部なので、休んでも彼の仕事がたまる、ということはありません しかも、同僚も皆、チャンスを逃さず休暇を取るので、休みやすい職場環境です
冬になって雪が降る予報が出ると、日本人だったら「おっ、明日はどうやって出社するかな・・・早めに家出なきゃ」とか考えませんか?
うちのオットの場合
「え、明日雪降るの?積もるといいなぁー、そしたら悪天候休暇(こういうのがあります)取ろう♪」
すごく喜んで、楽しみにしています(笑)
ここは雪国ではないので、冬用タイヤなんて持ってないから、運転すると危ない・・・という訳です(自分が気をつけてても、ぶつかって来られる可能性もあるし)
たった15分の距離ですが・・・
看護師をしている小鹿ママを見ていても、やっぱり日本とは違うなー、と思います
転職したり、古巣の病院に戻ったり、何度か職場を変わっているんですが、その都度、すでに予定を立てていた1週間を超えるバケーションにはちゃんと行くし、その後だって、「新入りだから」なんて遠慮はせず、順番を待ってしっかり有給を取ってます
まぁ、これも「有給は使うもの」という考えが浸透しているし、日本のように貯めておくことはできず、使わないと捨てることになるので、そりゃ使いますよね
で、こっちの小さな出版社で働いた経験では、年収をもらって働いている人は、残業は極力してなかったですね
残業代など出ないので、働く時間が長くなれば時給が下がるからでしょう
時間になったら、さーっとデスクからいなくなります
でも、年収が超高額な人たちは、話はまったく別みたいですね
こちらの日本人のお友達の長男(20代後半かな?)は、ワシントンD.C. だかボストンだかで働いていて、すごい高収入だけどものすごく忙しい・・・という話でした
ま、若いから体力もあるし、稼げるうちにガンガン稼げばいいよね、と話したことでした
またこのパターン・・・
こちらでは45の別荘が家宅捜査されて、NYの裁判所に呼ばれた45が「黙秘権」の行使を宣言したりで、ニュースが賑わっています
(黙秘権って悪いコトした人が、自分の悪事を隠すために使うんじゃ?)
そんな中「またかぁ~」と思うことが・・・
去年の秋ごろから、ネットやZOOMを利用して東京在住のカウンセラーさんにお世話になっています(これも、テクノロジーとパンデミックのおかげ)
これまでも、あれこれ試してきましたが、この方が私には一番ぴったりくるようで、ずいぶん助かっています
そんな彼女から届いた最近のニュースレター (eメール)の中に・・・
「うっ、これは45支持・・・?」と思われる箇所が・・・
うーん、参ったなぁ~・・・またこのパターンかい・・・💦
これまでにも少なくとも3人、面識はないけれど、「おおー、いいねぇ、この暮らしぶり」と思ってネットで時々フォローしていた人たちが、こともあろうに45を大々的に支持していることがわかって、「ええっー、まじ?何で?!」とおおいに困惑したものです
なので「このカウンセラーさんもか・・・」と思うとほんとはちょっと困るんですが
長年抱えてきた私の葛藤を認識して、緩めて、ほどくには、この人のやり方が一番効果があったので、それはそれ、これはこれ、と分けて考えるしかないかな・・・と
彼女の言ってることほとんど賛同できるんだけど、ここだけはちょっと違うんだよね~
というスタンスでいようかと・・・
そのほうが100%の信者みたいにならなくて、ちょうどいいのかも
とも思ったりしています
それにしても、世界で起こっていることって、何が真実なんだか、いったいどうやったらわかるんでしょうね?
テレビや新聞などのメディア、ネットの世界・・・どれも人づてであって、自分が実際に経験したものではありません
(つまりは、「誰の主張・考え」を信じるか、ってことですよね・・・)
そう考えると、実際に自分に起こっていることは、自分の目の前あるいは、見聞きできる範囲で起こっていることだけ・・・
そういう前提で考えても、私は45の言動を肯定することはできないなぁ
大統領になる前も、なってた時も、職務を去った後も
彼の就任式の日、ライブ中継された就任演説を聞きながら「ゾッとした」あの感覚は、まぎれものない「私の真実」ですからねぇ
オレゴン・シェイクスピア・フェスティバル
アッシュランドは、オレゴン・シェイクスピア・フェスティバルで有名な街です
今回アッシュランドへ出かけて行った目的は、実はこのお芝居を見るためでした
私は普段は、特別お芝居に興味があるわけではなく、観劇は日本でもアメリカでもめったに行きません
そんな私が、なぜ今、シェイクスピア・フェスティバルを見に、わざわざアッシュランドまで・・・?
その理由は、20年以上前、ハワイはオアフ島にある人気の観光地ハナウマベイでの出会いに遡ります
当時、私は、15年勤めた大手企業を退職し、ホノルルにある語学学校に通っていました できればなんとかそのままハワイに住み続けたかったので、英語の勉強とコネづくりのために、ハナウマベイでボランティアを始めたんです
鮮やかなブルーに州の魚フムフムヌクヌクアプアアのイラストがついた、ボランティア用のTシャツを着て、ハナウマベイの入り口に立って
「サンゴを踏まないでくださ~い」
「サンゴの上に乗らないでくださ~」
とつたない英語で観光客の皆さんに、注意喚起しておりました
そこでスタッフのジャック(だったと思う)という、初老だけど元気で親切な白人男性と知り合いました
ある時「ボーイフレンド(今のオット)が就職するのに、カリフォルニアかオレゴンが選べるんだけど」という話を彼にしたところ
「僕なら、オレゴンにするな」
「アッシュランドにシェイクスピア・フェスティバルがあるからね」
と嬉しそうにいうので・・・
「❓」「オレゴンでシェイクスピア??」と私のアタマには、クエスチョンマークが山ほど・・・
結局、シェイクスピアうんぬんは関係なく、オレゴンに住むことになりました
でも、アッシュランドは遠いし(車で5時間弱)シェイクスピアにも格別の興味もないし、で、ずーっと頭の隅にはあってもそのままに・・・
ところがガーデニングをやってるうちに、ひょんなことから福岡正信氏のことを知り、さらに彼から農業を学んだラリーを知り(FBだけで、会ったことはない)、ラリーが急死したことでアッシュランドを初めて訪れることになり
ひとりで出席した「ラリーを偲ぶ会」で、今回お家に泊めてくださったご家族に出会い
今年の1月、2度目にアッシュランドを訪れた時に、宿泊したB&Bのオーナーからシェイクスピア・フェスティバルの話を聞いて、昔の懐かしい記憶とともに興味が湧いて、その後、8月の公演のチケットを買った
・・・という次第です
今回、前から2列めの席から、有名な劇場の舞台を眺め、手が届きそうなほど近くで役者さんがお芝居するのを見ながら、感慨もひとしお
「ジャック、20年かかったけど、今晩ついに見に来たよ、シェイクスピア・フェスティバル!」
と彼に報告したい気持ちでした
もうどんな顔だったかよく思い出せないし、まだこの世にいるのかどうかもわからないけれど、きっとニコニコしながら喜んでいることと思います
レトロな避暑地、レイク・オブ・ザ・ウッズ
本当だったら、今頃は小鹿家族の山の所有地へ向かってドライブしているはずでしたが
家にいます
週末に行く予定だった2泊3日のキャンプは、残念だけどキャンセルしました
アッシュランドへの旅で、くたびれちゃったんです
8月初めにアッシュランドへ行くことは、今年の1月に決めていて
キャンプの予定を知らされたのが、7月初め
一週間に2泊3日の旅を2回、しかもどちらも片道4時間以上のドライブ、はちょっとしんどいなぁ・・・
と当初から思っていたんですが、やっぱり無理でしたぁ~
今回は小鹿3号もママと来る予定なので、残念だけど、くたびれた状態で行っても楽しめないので
さて、アッシュランドでの2日目
お友達のところでモーニングコーヒーを頂いて
その後、近くのベーカリーでペストリーとサンドイッチで朝ごはん
街にはバックパックをしょったヨレっとした年季の入ったハイカーの姿があちこちに
彼らは、パシフィック・クレスト・トレイル (PCT) から避難してきたハイカーたち
(上の写真でテーブルに座って食べてる人も、避難してきたハイカーのひとりです)
オレゴンとカリフォルニアの州境で燃えている山火事のせいで、PCTがその区間、閉鎖になってしまったんです
計画や準備に時間をかけただろうに、途中であきらめざるを得ないのは、気の毒です
街中やハイウェイの入り口にも、ヒッチハイクしようとしているハイカーたちがいました
車がある私たちは、アッシュランドから東へ45分ほどのところにあるレイク・オブ・ザ・ウッズ (Lake of the Woods) へ
ドライブ中、鹿や野ウサギを見かけて、ワクワク
ここは昔からある湖畔の避暑地らしく、なんとなくレトロな雰囲気でした
映画「ダーティー・ダンシング」を連想しちゃいました
キンイロジリスがあちこちにいて、レストランでもおこぼれを狙って走り回っていました
オットは、サラダについてきたクルトンで餌付けしてました
いろんなひとからたくさんもらっているんでしょう、よく肥えたジリスでした(笑)
(食べ物の写真を撮り忘れました~)
散歩してお昼を食べて、しばらくぼーっとしていたら雷が鳴りだしたので、稲光を待っていたのですが、光らず残念・・・
夜のメインイベントに備えて休息すべく、3時すぎには湖を出ました
来た道を通ってアッシュランドへ戻ったんですが、帰ってよく見たら行ったことがない別のルートもあって「こっちで帰ればよかった~」と思ったけど、あとの祭りでした
次回ね・・・
今頃になって、ちょっとしたカルチャーショック
今回のアッシュランドへの旅、最初はB&Bに部屋を取っていたんですが、数週間前に年上のお友達ご夫妻から宿泊のご招待を頂いたので、予約していたお部屋をギリギリでキャンセルして、とても素敵なゲストルームに2泊させていただきました
最初の晩、ご夫婦と息子さん、私たちの5人でおうちディナーしました
私たちは、4種類のポキ(お店で買ったもの)と日本酒一本をお土産に持参
前菜のつもりだったんですけど、晩ご飯はそのポキといろんなお野菜(アボカド、ネギ、赤ピーマンなど)で作る手巻きずし、でありました
飲み物は、私たちが持って行った日本酒のみ
(あのー、とりあえずビール飲みたいんですけど・・・とは言えなかった・・・💦)
私が育った家では、父が酒飲みで食べるのが好きだったこともあり、人を食事に呼ぶときは、いろんな種類のものを山ほど並べるのが当たり前でした
なので、このシンプルさに正直「え、これだけ?」と思いましたが
ま、そういうもんだと思えば、それはそれでOKでした
食事そのものはシンプルでしたが、材料やレシピはちゃんとこだわっていて
寿司用のお米をお鍋で炊いて、寿司酢もネットで調べて手作り
ワサビは、粉やチューブじゃなく、ホンモノをすったものをお店から購入
ビン詰めの甘酢漬けショウガも厳選されたもので、安いのにありがちな薬品臭さがなく、とってもおいしかったです
寿司海苔も有機の上等なのでした(アメリカ製)
なので、アジア人のわたしたちへの心遣いいっぱいのおもてなしだったんだな~、と思いました
夏のアッシュランドで、そこそこのお部屋を予約するには200ドル以上かかるので、ステキなゲストルームに泊めてもらえて、とても助かりました
ただひとつ困ったのが、お部屋の冷房(全館冷房)が効きすぎていて、ゲストルームがものすごく寒かったこと
予想してなかったので、トレーナーなんて持っておらず、パジャマに持っていた薄手のシャツやらを重ね着して寝ましたよ~
そして、お友達とはいっても知り合ってそれほどたっていないし
うちとは全然違う美しく片付いたお家・・・
シンクに洗い物なんて積み重ならないキッチン・・・
普段からだらだらと暮らしている私は
やっぱりあれこれ気を使ってしまいました
次は、やっぱりB&Bに泊まったほうがよりリラックスできるかなぁ~
そうそう、最後にもひとつ驚いたこと!
玄関に鍵、かけないんだそうです!
ながいことアシュランドに暮らして、警察呼んだのはたったの一度だけ
酩酊した男性が家を間違えて、玄関先で寝込んだのか家に入ってきたのか
その人の家はそれほど遠くなかったそうで・・・
鹿が民家のお庭で出産するだけあって、平和な街です
アッシュランドから戻りました
昨日の午後、2泊3日のアッシュランドへの旅から戻ってきました
初日は、途中でワイルドライフ・サファリへ寄って、その後、アッシュランド泊めて頂くお友達の家で晩ご飯
翌日は、車で45分ほど西に行った山の中にある湖までドライブして、少し散策した後ランチを食べ
街に戻って少し休憩した後、レストランで晩ご飯を食べて、オレゴンシェイクスピア・フェスティバルの出し物を見てきました
3日目は、まっすぐ家までドライブ
猫たち、お待ちかねでした~
幾つか、旅行中に撮った写真です
奈良の鹿せんべい争奪戦で懲りている私は、あまり餌やりしたくなかったんですが、オットがやりたがって、結局、えらいことになってました・・・💦(だから言ったのに・・・)
とくに怖かったのが、オーストリッチ
ここはチータの繁殖プログラムで有名らしいです
この檻には、犬が一緒にいて「ええっ?」と思ったんですが、どうやらチータのコンパニオンアニマルとして、赤ちゃんの頃から一緒に育つらしく、襲ったりはしないようです
サイや鹿など、動物によってはかなり自由に移動できるスペースが与えられていましたが、ほとんどの動物はやっぱり狭い囲いの中に閉じ込められているし、本来ならもっと広いスペースを移動する生き物なので、やっぱり基本的には動物園と同じですね
なので、行くのは一度でいいかな・・・と思いました
旅の続きは明日