やりきれない思い
せっかく2週間大自然の中で過ごして、心底リフレッシュして帰ってきたのに
家に戻ってテレビをつけるやいなや、人間世界の暗黒が目の前に拡がって
なんともやりきれない思いです
(帰って来ずに、あのままワイオミングにいればよかった、と思ってしまう・・・)
テキサスでスクールシューティングがあったのは、ロードトリップに出発する前日
運転中のラジオやホテルのテレビで、少し見聞きしましたが、ワイオミングに入ってから、帰宅するまでは、ニュースはまったくチェックしていませんでした
昨日の夕方、テレビでこの議会での証言についての報道を見て、愕然としました
(記事の内容に衝撃的な描写があります、念のため)
米小学校銃乱射、生き残った11歳が議会で証言 「友達の血を体に塗りつけた」 - BBCニュース
録画された動画ではこの11歳の少女は、非常に淡々と状況を話していました
内面にどれほど深い心の傷を負ったのか、その心の傷が癒えるのにどれだけの時間がかかるのか(お金も)
私には想像もつきません
私は知らなかったんですが、Handgun(ピストル・拳銃)と Rifle(ライフル銃)では、撃たれた時の銃創が、まったく違うそうです
ニュースから得た私の理解の範囲での、大変おおざっぱな比較ですが
拳銃は、いわばクリーンに人間の体を突き抜けるので、弾が身体に入った時と出る時の穴(?)のサイズはほぼ同じで、状況によっては手術が不要な場合もある
それに比べて、ライフル銃は、貫通する間に周囲の組織を破壊しながら進み、弾が身体から出る時は、入った時よりさらに大きな傷を残す
当然ダメージは拳銃よりひどいので、20分以内に処置しないと死ぬそうです
ハワイで生まれ育った我がオットは、若い頃、父親に連れられて弟とラナイ島で、鹿をハンティングしていてました(かわいいバンビですよ・・・💧)
なので、拳銃とライフルの違いは知っており、オット曰く
「だから警官は教室に入りたくなかったんだよ」
「向こうはライフル持ってるのに、自分たちは拳銃しか持ってないんだから」
・・・・
真偽のほどは、これから調査が入ります
こういう悲惨な事件が続くと当然「銃を所持するなんて、だめだ」という声が出ると思います
でも、銃にまつわる歴史は、それほどシンプルではないんだ、ということを最近実感したんです
長くなるので、これについては次回書きますね